チラシのクレームを受けたときの基本対応
2. 確認する
配布場所・チラシ・発生状況を整理する
まず話を聞き、不快な思いや手間に配慮する
連絡を受けたら、自分の説明を急ぐより、何に困っているのかを最後まで聞きます。「不要なチラシが届いた」のか、「ポストを傷つけられた」のかでは、必要な確認や対応が異なります。
不快な思いや連絡の手間に配慮を示すことと、未確認の過失や賠償責任を認めることは分けて考えましょう。事情が分からない段階で「すべて当社の責任です」と決めつけたり、反対に「当社に落ち度はありません」と言い切ったりするのは避けます。
電話を受けたスタッフが解決まで一人で抱える必要はありません。判断できない内容は、聞き取ったことを整理して責任者へ引き継ぎます。その際、相手に同じ説明を何度も繰り返してもらわないよう、要点を共有してください。
配布場所・チラシ・発生状況を確認する
配布停止や調査に必要な情報を、目的を伝えて確認します。住所、建物名、必要に応じた部屋番号のほか、チラシに書かれた店舗名や内容、投函に気づいた日、どのような状態だったかを聞き取ります。
「昨日届いた」という話だけで配布日を断定せず、相手が確認した時点と、実際に投函された時点を区別します。複数店舗や複数の配布会社を利用している場合は、紙面の違いも手がかりになります。
個人情報を聞く場合は、配布停止や連絡のために必要な範囲にとどめます。住所を伝えることに抵抗がある方には、対象のポストを特定するために必要だと説明し、どこまで情報を提供できるか相談しましょう。無理に聞き出したり、分からない場所を推測で登録したりしないことが大切です。
対応内容と次の連絡を明確にする
配布停止を希望している場合は、対象を確認して配布担当者へ共有します。すでに配布中の案件があれば、次回分だけでなく、進行中の配布に停止情報を反映できるかも確認してください。
その場で結論が出せなければ、誰が確認し、いつまでに経過を連絡するかを決めます。解決時刻が読めないのに「今日中に必ず解決します」と約束する必要はありません。「本日中に確認状況をご連絡します」など、実行できる連絡予定を伝えましょう。
口頭で「伝えておきます」と答えて終わらせず、依頼した内容と担当者を記録します。配布会社へ連絡を送ったことと、現場への共有が完了したことは別なので、どの段階まで進んだか確認できる状態にしておきます。