気を抜かないで!〜封筒の用紙とカラー選び〜
最近では、メールのやり取りが増え、手紙を送ることは以前に比べて減ってはきていますが、やはり手書きの手紙は嬉しいものです。また、ビジネスの世界では、いまだに書類を郵送でやり取りすることも少なくありません。その手紙を入れる封筒の第一印象は、相手に良い印象も悪い印象も与えてしまいます。
今回は、最適な封筒選びができるように、書類や手紙を入れる封筒に着目をし、その主な紙の種類の特徴やカラー、オススメの用途を見ていきます。
最近では、メールのやり取りが増え、手紙を送ることは以前に比べて減ってはきていますが、やはり手書きの手紙は嬉しいものです。また、ビジネスの世界では、いまだに書類を郵送でやり取りすることも少なくありません。その手紙を入れる封筒の第一印象は、相手に良い印象も悪い印象も与えてしまいます。
今回は、最適な封筒選びができるように、書類や手紙を入れる封筒に着目をし、その主な紙の種類の特徴やカラー、オススメの用途を見ていきます。
最も一般的なのは、無地のクラフト紙です。最近は、ナチュラルテイストが流行っているので、特に若い世代で生成りのクラフト紙は高い人気がありますよ。
<特徴>
茶色のイメージの強いクラフト紙ですが、実はクラフト紙は晒、半晒、未晒など処理の状態によって、白に近いものもあります。晒クラフト紙が、ほぼ白い色です。よくおしゃれな雑貨屋さんで見かけるような茶色のナチュラルテイストのクラフト紙は、未晒クラフト紙になります。
クラフト紙は、丈夫で安価なのが特徴の一つです。
インクジェットよりもレザープリンタの方が発色がよく、紙の厚さによっては、紙送りが対応できない機種もありますので注意をしましょう。また、未晒クラフト紙は、地色がかなり濃いので、 色の薄いインクには不向きです。
<カラー>
業務用として定着をしていたクラフト紙ですが、現在ではカラーバリエーションも増え、可愛いパステルカラーの封筒も出ています。中には36色ものカラーを展開しているところもあるので、お気に入りの色を探すことができますよ。
また、クラフト紙の自然な風合いをそのままに光沢処理をした封筒は、アンティークのような深い色味を醸し出します。高級感やヴィンテージ感を出すこともできます。
<用途>
茶色のクラフト紙は、安価なので大量発送する企業向けの封筒や業務用封筒に向いています。また、カラーや光沢処理をしているクラフト紙は、友人や大切な人への手紙の封筒としても適しています。
ケント紙もクラフト紙と同様にパルプを原料とする洋紙ですが、ケント紙は漂白加工がされているので、白色の封筒になります。
<特徴>
ケント紙は、厚手で固く張りのある紙になります。表面は滑らかな触り心地です。表面に加工をしていないので、鉛筆でも書き込み可能で、インクが滲みにくい用紙になります。カラーバリエーションも豊富で、印刷に適しています。触り心地が滑らかで、落ち着いた風合いの為、高級感を出すこともできますよ。
<カラー>
基本的には、少し青みがかかった白です。相手に清潔感を与えることができます。
<用途>
クラフト紙と比べるとやや改まったシーンでも用いられます。案内状や挨拶状を入れる封筒に適しています。
コーティングをしていない化学パルプのみを使用し、製造されている用紙です。表面に加工をしていないので、鉛筆で書き込むこともできます。
<特徴>
白色度が高く、不透明性があるため、印刷した時に反対側から透けて見えません。カラーの場合には、やや少し色が暗くなるように印刷されるので、フルカラーよりも一色刷りで印刷する場合がほとんどです。
<カラー>
クラフト紙と比べると強度は落ちますが、32色展開などカラーバリエーションも非常に豊富で廉価です。
<用途>
友人への近況報告の手紙や招待状や挨拶状など、色が与える雰囲気によって、様々な用途や目的に応じて使用されています。カラー展開も豊富なため、白色だけではなく、イメージカラーに合わせてビジネス用封筒としても使用できますよ。
企業の場合は、封筒は会社の顔とも言えます。イメージカラーを意識した色と素材を選ぶと良いですね。友人に送る場合には、クラフト紙はナチュラルでおしゃれな印象を与えることができるので、オススメですよ。少し改まった場面では、ケント紙を選択すると良いでしょう。