名刺のデザインはテンプレートを利用しよう!費用相場もあわせて解説

名刺デザインを自作で行うメリットには、「コストを抑えられる」と「デザインを何度でも修正できる」の2点があります。いずれも名刺を作成する上で重要なポイントです。ここでは、2つのメリットの内容について詳しく見ていきましょう。

コストを抑えられる

名刺デザインを自作する1つ目のメリットは、コストを抑えられる点です。前述のとおり、フリーデザイナーやデザイン会社にデザインの作成を依頼する場合、それなりのコストがかかります。

デザインを自作すればデザイン制作料金がかからないため、その分のコストを抑えられるでしょう。「とりあえず安く仕上げたい」という方は、ぜひ自作に挑戦してみてください。

デザインを何度でも修正できる

自作するメリットの2つ目は、デザイン修正を何度でもできる点です。デザイン作成を外部に依頼する場合、一般的にデザイン決定後の変更や修正には追加料金が発生します。

1文字だけの修正や色を少しだけ変更するとしても、場合によっては追加料金が発生するでしょう。自作の場合はどんなに修正したとしても、労力は必要となるもののコストがかかることはありません。

名刺デザインを自作する場合、「デザイン作成に手間と時間がかかる」、「個性や特徴を表現しにくい」といったデメリットも考えられます。特に初めてデザインを作成する場合には、より顕著にデメリットを感じるかもしれません。ここでは、デザインを自作することで生じる2つのデメリットについて詳しく解説します。

デザイン作成に手間と時間がかかる

名刺のデザインを自作するデメリットの1つ目は、デザインの作成に手間と時間がかかる点です。素人がデザインをイチから作成するとなると、思った以上の手間と時間を要します。

デザイン作成ツールなどを利用するとしても、まずはその操作に慣れることから始めなければなりません。名刺のデザインの自作を検討している人には、作成期間にある程度の余裕を持って進めることをおすすめします。

個性や特徴を表現しにくい

自作でデザインを作成する2つ目のデメリットは、デザインに個性を表現するのが難しい点です。最近ではフリーソフトなどを中心に、名刺デザインに関するテンプレートがインターネット上に多く存在します。

好きなデザインのテンプレートを活用すれば、少しのアレンジで簡単にデザインを作成できるため、何もない状態から作成するよりも効率的です。とはいえ、テンプレートを使用すると個性的なデザインは求められないかもしれません。

オリジナリティのある名刺デザインを自作するのは、意外に敷居の高い作業であることを理解しておきましょう。

近年、スマホの普及や名刺のデザイン作成サービスなどの充実によって、素人であってもかっこいい名刺デザインを無料でかつ簡単に作成できるようになりました。ここでは無料で作れる方法として「スマホの名刺作成アプリ」、「Wordのテンプレート」、「印刷会社のデザインテンプレート」の3例を紹介します。

スマホの名刺作成アプリを活用

無料でかっこいい名刺デザインを作成する1つ目の方法は、スマホ名刺作成アプリの活用です。アプリから好きなテンプレートを選択し、自身の好みにあわせてアレンジを加えるだけで簡単に名刺デザインを作成できます。

名刺作成アプリには様々な種類があり、なかでも「Canva」や「BiziCard」「デコプチカード」などが有名です。

Wordのテンプレートを利用

Wordのテンプレートを利用することでも、無料でかっこいい名刺デザインを作成できます。パソコンにWordがインストールされてさえいれば誰でも作成できるのです。

テンプレートの種類は、シンプルなものから写真やロゴを挿入できるものまで様々です。Wordを使い慣れている方であれば、よりスムーズに作成作業を進められるでしょう。

ただしテンプレートにはシンプルなデザインが多いため、個性や特徴を表現したい人には不向きかもしれません。

印刷会社のデザインテンプレートを利用

最後に紹介するのは、印刷会社のデザインテンプレートを利用する方法です。印刷会社のデザインテンプレートであれば、通常サイズや欧米、小型サイズなど、サイズごとに様々なテンプレートが用意されています。

白紙も含めて200種類以上のテンプレートを用意している印刷会社もあるため、業種を問わず自身の理想に合うデザインを見つけられるでしょう。