【キャッチコピーの基礎知識】5W1Hでつくる・かんたんキャッチコピー
「いつもキャッチコピーには悩んでしまう」「何を伝えれば、お客様が来てくれるのかわからない」そんな皆様のお悩みにお答えして、今回はキャッチコピーの基礎知識をご紹介します。
キャッチコピーの基本は「お客様がサービスに求めること」と「自社サービスの強み」をマッチさせて伝えることです。今回はお客様が求めるものを「5W1H」で整理して、それぞれに合わせたキャッチコピーをつくる基本パターンをご紹介します。
目次
When「いつ利用できるか?」が理由になるお客様
お客様の関心は、「自分にあった時間で利用できるかな?」です。
例えば、歯科医院などで平日通うことは難しいと悩んでいるお客様には「夜10時まで診療」や「土日診療」といった利用時間を訴求するキャッチコピーは効果的です。
Where「どんな場所にあるか?」が理由になるお客様
お客様の関心は「通いやすい場所かな?」です。
普段から公共交通機関をご利用のお客様には、「最寄り駅〇分」などいつも利用する場所からの近さの訴求が効果的です。自家用車をご利用されるお客様には「駐車場完備」など利便性を訴求して通いやすさを意識してもらうことが大切です。
Who「誰と利用するのか?」が理由になるお客様
お客様の関心は「同行者は心地よいかな?」です。
例えば飲食店の場合、カップルのお客様には雰囲気の良さがアピールポイントとなり、「夜景が一望」などがキャッチコピーになります。ファミリーのお客様であれば、お子様がくつろげる「ゆったり個室」などが訴求ポイントとなります。
What「なにがあるのか?」が理由になるお客様
お客様の関心は「他にはない価値や体験ができるかな?」です。
例えば旅行で訪れたお客様は、「名物・下関のふぐ」などその土地で食べられる名物はシンプルに響きます。また、「釣りができる居酒屋」など他にはない明確な特徴も、お客様が選びやすいポイントになります。
Why「なぜ必要なのか?」が理由になるお客様
お客様の関心は「悩みや欲求は解決できるかな?」です。
例えば、食事に関わる訴求はお客様の望みによって広い幅があります。ダイエットに関心の高いお客様には「低カロリー」、たくさん食べたい方には「ボリューム満点」、健康への関心の高い方には「レモン○個分のビタミン」など訴求することができます。
How「どのように提供されるのか?」が理由になるお客様
お客様の関心は「サービスはどんな風に提供されるのかな?」です。
例えば、美容室でヘアカラーをご希望されるお客様でも、髪の痛みが気になる方には「髪にやさしい」、時間のない方には「スピードカラー」、こだわりの強い方には「グラデーションが得意」など、同じ髪を染めるサービスでも多様なアピールポイントをつくることができます。
《まとめ》
いかがでしたか？「5W1H」はお客様の期待を整理するのに役に立つ道具です。「自社サービスの強みを伝える」キャッチコピーを、ぜひこの機会につくってみてください。
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