ポスティングコラム Vol.02 | ポスティングの方法

ポスティング会社に配布を依頼するメリットのひとつに｢見込み客がいるエリアに絞ってチラシを配布できる」ということがあります。

効果が期待できない無駄な場所へは投函せず、ピンポイントで広告を発信することができたりしますが、そのためには、お客様が居そうな場所はどこなのか？を知っておく必要があります。ラクスルでは一戸建て、団地、マンション、事業所など、顧客層からの選別ができるので、余裕があれば、配布する対象候補のエリアに実際に足を運び、どんな街の雰囲気かを知っておくのもいいかもしれません。

また、配布エリアを決めることで、地域性を入れたメッセージのチラシを作ることができます。｢○○にお住まいの方へ」というようにターゲットを明記することでレスポンスが上がったという事例があります。

こういうメッセージを届けられるのもポスティングならではの手法です。

現在はパソコンの普及によって、専門的なデザインの技術がない人でもパッと目を引くチラシをつくれるようになりました。

ワードやパワーポイントにはデザインの見本例となるテンプレートが多くあり、デザインの参考にできます。もちろん手書きのチラシでも問題はなく、親しみやすさを感じさせる点で採用している人も多いです。費用があればデザイナーなどのプロに頼むのも良いでしょう。

このように｢どう作ろうか？」は気になるところですが、チラシ作りで大切なのは、伝えたいことが適切に表現してあり、お客様が理解しやすいものであることです。

メッセージをシンプルに整理し、ターゲットの志向に合った内容やデザイン、質感を心掛けて作っていきましょう。

チラシの印刷は少ない枚数でしたら家庭用のプリンターでできますが、インクカートリッジ代は意外とかかりますし、自分でやる時間もかかってしまうのがネックかもしれません。コンビニなどのコピー機でしたら1枚50円程度のコストでカラー出力はできますが、用紙の質やサイズが選ぶことはできません。

たとえば100枚以上などまとまった枚数を印刷してポスティングを行う場合、ラクスルならコート紙（光沢のある綺麗な用紙）などを使えるうえ、1枚あたりの費用は50円かからず印刷ができます。納品期間に余裕があればさらに安く済ませることができるなど、計画的に実施することでコストを抑えつつ品質の良い印刷物を作ることができます。

ポスティングは配布する時期を自分で決めることができます。

商売によって稼ぎ時は異なると思いますので、自分に合うタイミングがいつであるかを知ることがまず重要です。

たとえば｢季節」で考える場合、学習塾でしたら、入学や学年の変わる年度初めとか、クリーニング業でしたら衣替えを行う春や秋など、消費者がその業態を想起する時期というのがあります。年間の｢イベント」に目をむければ、お正月にはじまり、バレンタインデーやこどもの日など祝祭日が思い当たりますが、こういった祝祭日の周辺は飲食店の商売が活発になるポイントでもあります。

このように、どんな時期に来店や購入が多いのかを把握しておき、それに沿ったタイミングで配布することがポスティングの成果を大きく左右します。