オーバープリント

オーバープリントとは?

印刷の際、色を重ねて印刷する事をオーバープリントといいます。
オーバープリントすると、前面のカラーが背面のカラーに重ね合わされますが、白いオブジェクトの場合はパソコンのプレビュー上では見えていても実際に印刷されるとオブジェクトが消えてしまうことがあります。 また画面上で確認している色味と印刷した際の色味は異なることがあります。

不要なオーバープリントのチェックは外してください

オーバープリントはK100の文字に適用することが一般的です。
K100の文字にオーバープリント設定をしないと、少しの版ズレで紙の白が出て文字が読みにくくなるからです。
K100でも大きな文字やオブジェクトに設定してしまうと、背景が透けてしまい、予期せぬ仕上がりとなりますので適切な設定をお願いいたします。
また、K100以外の色にオーバープリントの設定をしてしまうと、印刷時に消えてしまったり、色が変わってしまったり、トラブルの原因となりますので、K100以外には設定されませんようお願いいたします。
Illustratorでは、オーバープリントビュー(メニューバー「表示」→オーバープリントビュー)で確認することができます。

Illustratorでのオーバープリント設定の変更方法

上部メニューバー「ウィンドウ」→「属性」パレットを開き、オブジェクトを選択して「塗り/線にオーバープリント」の設定を変更することができます。

InDesignでのオーバープリント設定の変更方法

上部メニューバー「ウィンドウ」→「出力」→「プリント属性」パレットを開き、オブジェクトを選択して「塗り/線オーバープリント」の設定を変更することができます。

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