ホワイトスペースを使いこなして情報を明確に伝える
ホワイトスペース、つまり余白のことです。デザインを見やすくするためのスペースとして、または大胆に使うことでデザインのテクニックとして、使用意図は様々です。「余白の美」という言葉もあるように、ホワイトスペースをデザインに効果的に取り入れることで、文字だけでは伝わらない印象を与えることができます。
全てのデザインにはなくてはならない存在
雑誌やチラシなどで、紙一杯に文字や写真がギリギリまで書かれていることは滅多にありません。通常は必ずホワイトスペースが適切に配置されています。どれだけ多くの文字や画像が並んでも、ホワイトスペースによって密度が整えられ、見やすくデザインされているのです。
ホワイトスペースでメリハリをつける
ホワイトスペースによって画面に「メリハリ」が生まれます。飾りだらけの画面では、お客様は何を見たらいいのか迷って疲れてしまいます。適度にホワイトスペースを配置することで、安心感を与えることができます。また、ホワイトスペースを大胆に使うことで、洗練されたイメージをもたらし、お客様に信頼感を与える効果が期待できます。
ただの空欄になってしまわないように
いくらホワイトスペースを前面に出しても、適切な配置がなされていなければ、「この空欄はなんだろう？」とお客様に思われてしまいます。そのページの中で伝えたい情報をハッキリさせるために、何を中心にデザインするのか、そのためにどのような誘導を行うべきかを決めたうえで、ホワイトスペースの役割を考えましょう。
まとめ
何もないスペースにこそ、重要な役割を担っています。多くの情報を一度に伝えたいあまり、あれもこれも散りばめてわかりにくいデザインになってしまっては勿体ないですよね。ホワイトスペースの役割を意識して、見応えのあるデザインにしていきましょう。
