チラシにも使える?ラミネート(パウチ)加工・PP(ポリプロピレン)加工の上手な使い分け

ラミネート(パウチ)加工とPP(ポリプロピレン)加工は、どちらも印刷物の耐久性を高めます。配布用チラシであれば、コストと作業効率を考え、PP加工や用紙選択で対応するのが基本です。長期間使う掲示物や見本、繰り返し使用する資料にはラミネート加工が適しています。 本記事では、ラミネート(パウチ)加工とPP加工の特徴を整理し、チラシでの現実的な使いどころを解説します。

ラミネート(パウチ)加工とPP(ポリプロピレン)加工は、どちらも印刷物の耐久性を高めます。配布用チラシであれば、コストと作業効率を考え、PP加工や用紙選択で対応するのが基本です。長期間使う掲示物や見本、繰り返し使用する資料にはラミネート加工が適しています。 本記事では、ラミネート(パウチ)加工とPP加工の特徴を整理し、チラシでの現実的な使いどころを解説します。
目次

印刷物を表・裏の両面からPETフィルムで熱圧着する加工です。
密封されるため耐久性および耐水性が強くなります。
※印刷物のまわりに透明な角丸のフチがつきます。
※折り加工、PP加工との同時指定はできません。
[A4サイズのチラシ・フライヤー印刷料金表(ラミネート加工)]
会員証や飲食店のテーブルに置くメニュー、卓上POPなどに最適です。
一枚物のメニューとして使われる場合もあれば、複数枚を製本して使われることもあります。
また、屋外や共用スペースに掲示される貼り紙にも多く用いられています。雨や風、手垢による劣化を防げるため、案内表示や注意書きとの相性も良いです。
不特定多数に配布するチラシにはラミネート加工はあまり向いていません。大量のチラシを一枚ずつ加工するには、手間もコストも大きくなってしまいます。
チラシ印刷にはPP加工といった選択肢があり、耐久性や見た目を高めたい場合は、そちらの方が現実的です。
一方で、数枚だけをラミネートし、説明用資料や店頭用の見本として使う方法は有効です。紙のまま提示するよりも、しっかりした印象を与えやすくなります。
PP(ポリプロピレン)加工は、雑誌や本などの表面に使われる表面加工です。
ポリプロピレンのフィルムに接着剤を塗布し、紙と圧着して貼り合わせます。
印刷物の表面に光沢感(マット感)を与え、耐湿性・耐久性を向上させます。
※折り加工、ラミネート(パウチ)加工との同時指定はできません。
※スタンプの押印には適しません。
チラシでも定番のオプション加工です。片面のみ加工できる点も、ラミネート加工との大きな違いです。
[A4サイズのチラシ・フライヤー印刷料金表(片面クリアPP加工)]
クリアPPは、チラシに光沢感を与えます。一方、マットPPは反射を抑えマットな仕上がりになります。ブランドイメージや掲載内容に合わせて選びましょう。
和紙など紙本来の質感を活かしたい場合には、PP加工は不向きです。表面がフィルムで覆われるため、ザラつきや風合いが失われてしまいます。
また、和風デザインや落ち着いた趣を重視するチラシでは、光沢が雰囲気を損なう場合もあります。PP加工が常に正解とは限らない点は押さえておきましょう。