アート作品とは違う!集客に効果があるポスターのデザインとは?

ポスターといってもさまざまなものがあります。まずは、どのような種類があるのかみてみましょう。

・商品やサービスを売るためのポスター
企業や個人が販売促進のために作るポスター。商品を新発売する際に合わせて作成されることが多いです。
旅行代理店や飲食店のポスターもこのカテゴリーに入ります。

・映画やコンサートのポスター
現在上演中やこれから上演する予定の作品のポスター。出演するアーティストや映画のワンシーンなどをデザインに取り込んで作られます。

・啓蒙ポスター
交通安全や学校の標語などのポスター。意識してもらいたいことが心に刺さるようなコピーやイラストで作成されます。

このように、ポスターは色々な種類があり、目的によってデザインは変わってきます。

集客を目的とするポスターを作るのにはコツがあります。
どのようなデザインにすると集客に効果的なのか、その特徴をまとめてみました。

・遠くからでも分かるデザインにする
まずは人に注目されなければ集客効果をあげることはできません。これは派手であるということではなく、遠くからみても内容がぱっと分かるデザインということ。
ジャンプ率を高くしたり、配置をすっきりさせることで遠くからでも見やすいデザインになります。また、ポスターのサイズは大きめがおすすめ。

・デザインはシンプルにする
注目されるポスター＝派手なデザインではありません。あまりにも色を多く使いすぎたり、文字を詰め込みすぎると見る人は混乱します。
まずは、何を一番に伝えたいかを絞り込み、その1点に的を絞ったデザインにしましょう。ある程度の余白をもたせることも読みやすさに繋がります。

・ターゲット層を絞り込む
どのような人に一番見てもらいたいかを決めることが大切。その際、どのような年齢層、男性か女性か、どのようなライフスタイルの人なのかなどの細かい点まで設定するとデザイナーの中でのターゲット層のイメージがつきやすくなります。
ターゲット層を絞り込むことで、その人たちが必要としている情報、また好みの色合いや字体、雰囲気などに従って、ポスターを作成することができます。

・商品に合ったデザインにする
ポスターを作る際気をつけることは、デザイナーの趣味を軸としたデザインにならないようにすること。大事なのは、商品に合ったデザインを作ることです。
その商品を購入する人の趣味嗜好に合わせたデザインにするとも言えます。

・キャッチコピー作成に時間をかける
ポスターといえば色合いや配置が重要ですが、それと同じくらいキャッチコピーは重要です。
ぐっとくるキャッチコピーが目に飛び込んでくれば、そのポスターの細かい点までチェックしたくなり、集客効果も高まります。

・ポスターを貼る場所を厳選する
どんなに魅力的なポスターを作っても、ポスターを貼る場所が間違っていては効果は半減してしまいます。
一番重要視すべきことは、より多くのターゲット層の目にとまる場所にポスターを貼るということ。目的は多くの人の目に触れることではなく、「ターゲット層の目に触れること」です。

ポスターはアート作品出ない限り、自分の色を出しすぎるのはよくありません。
集客効果を狙うなら、ターゲット層を定め、そのターゲット層に合わせたデザインにすることが重要です。
この記事で紹介したコツを参考にして集客効果のあるポスターを作ってみましょう。