営業パンフレットの効果を高めるには?コツとおすすめの仕様を紹介

本格的なパンフレットを作る際の仕様には、「中綴じ冊子」や「無線綴じ冊子」、「綴じなし冊子」などがおすすめとして挙げられるでしょう。それぞれページ数が少ないものや多いもの、無料配布に適しているものなど特徴が異なるのです。

ここではそれぞれの特徴を詳しく紹介します。しっかりと理解した上でパンフレットを作ってみてください。

ページ数が少ない場合は「中綴じ冊子」

ページ数が少ないパンフレットに適しているのが「中綴じ冊子」で、針金で用紙を綴じているものを指します。製作工程が少ないため気軽に作成でき、さらには作成コストも抑えられるため人気の高い仕様です。

パンフレットのタイプにあわせて縦型や横型、変型型、ポケット付き、表紙片観音、ポスト投函型などの種類があります。印刷会社によっては用紙やサイズを自由に選ぶことも可能です。

写真が多く使われるパンフレットであれば、光沢紙を使用すると発色のよい仕上がりとなるでしょう。デザインなどによって用紙を柔軟に変更すれば、より本格的なパンフレットが作れます。

ページ数が多い場合は「無線綴じ冊子」

ページ数が多いパンフレットには「無線綴じ冊子」がおすすめで、針金を使用せず本の背をのりで固めて綴じるものを指します。中綴じ冊子よりも強度があり、長持ちするのが特徴です。

営業パンフレットの中でも、商品カタログや会社案内などを作成する際に適した仕様といえます。印刷会社によっては表紙と本文の用紙を変更でき、本格的なパンフレットに仕上げられるでしょう。

無料配布向けの「綴じなし冊子」

綴じなし冊子とは「スクラム製本冊子」とも呼ばれ、2つ折りにした用紙をページの順番にあわせて重ねることで冊子にする仕様を指します。

広報誌やフリーペーパーなど、無料配布向けの簡単な冊子で活用されるケースが多く、新聞も綴じなし冊子の1つです。針金やのりを使用しないため、ほかの仕様と比べてコストが抑えられます。

簡易的なパンフレットを作る際の仕様としては、「折りパンフレット」と「チラシ」の2つがあります。「折りパンフレット」とは観光地の紹介などに用いられることが多い仕様で、「チラシ」は商品やイベントの宣伝、周知に利用されることが多いものです。

ここではそれぞれの特徴について紹介します。営業シーンを明確にして適当な仕様を選ぶようにしましょう。

捨てられにくい「折りパンフレット」

捨てられにくい仕様といえば「折りパンフレット」であり、観光地の紹介パンフレットなどで用いられることが多いでしょう。冊子タイプのパンフレットよりも構成が簡単なことから、気軽に作成できる上にコストも抑えられます。

折りパンフレットには2つ折りと巻き3つ折り、DM巻き3つ折り、外3つ折り、外4つ折り、観音折り、十字折りなどがあり、用途にあわせて選ぶとよいでしょう。

安価に仕上がる「チラシ」

安価に仕上げることができる「チラシ」は、商品やサービスなどの宣伝、周知に利用されることが多いです。一般家庭向けであれば、新聞の折り込みチラシやポスト投函されるポスティングチラシとして活用するなど、さまざまな用途があります。

企業やオフィスなどでは、目につきやすい場所へ配置されるケースが多いです。作成コストを抑えながらも、顧客への情報周知やブランドイメージの向上などさまざまな場面で活用できます。用紙を厚手にすれば高級感を出せるのもポイントです。