年賀状のフォトフレームに使う写真の注意点とテンプレの選び方を解説

年賀状のフォトフレームに使う写真の注意点には「1181px×1749px以上のデータを使う」、「テンプレートと写真の向きをあわせる」、「均一に光が当たった写真を使う」などが挙げられます。年賀状はフォトフレームに合わせる写真によってそのイメージが大きく変わります。

家族や子供などのお気に入りの写真を使うならば、できるだけ綺麗に印刷したいものです。ここでは年賀状に写真を使う場合により綺麗に印刷できるよう、年賀状のフォトフレームに使う写真について5つの注意点を紹介します。

1.「1181px × 1749px以上」のデータを使う

年賀状の写真には「1181px×1749px以上」のデータを使うことで、より写真を綺麗に表現できます。最近では、スマホで撮った写真を年賀状に使いたいという方も多いでしょう。

しかしスマホは保存するデータ量をより多くするため、デフォルトでは撮影時の画像サイズが小さく設定されている場合があります。その設定のまま撮影して年賀状に使用すると画質が粗く、綺麗に印刷できない可能性があるのです。写真のサイズが「1181px×1749px以上」になっているかを事前に確認してうえで年賀状に使いましょう。

2.テンプレートと写真の向きをあわせる

年賀状に使う写真は、フォトフレームのテンプレートと向きを合わせるのが重要です。テンプレートは正方形や横長などデザインがさまざまあり、使いたい写真にあったテンプレートを使用するか、あるいはテンプレートの形に適した写真を選ぶ必要があります。

例えばテンプレートが横長なのに縦向きの写真を使うと、写真の上部が切れてしまうでしょう。テンプレートと写真の向きを合わせることでより見栄えのよい年賀状になるはずです。

3.均一に光が当たった写真を使う

光が均一に当たっている写真かどうかも確認してみてください。画像の明るさなどをパソコンで修正することも可能ですが、ある程度の修正技術を必要とするため、あらかじめ均一に光が当たった明るい写真を使うのがおすすめです。

光の当たり方が揃っていない写真を実際に印刷してみると、見えにくい年賀状に仕上がる可能性があります。印象の良い年賀状を作るためにも、光が均一に当たった写真を選択しましょう。

4.コントラストにもこだわる

写真のコントラストにもこだわるとより綺麗に印刷できます。コントラストとは、写真の中で一番明るい部分と暗い部分の差のことです。

例えば黒い背景に黒い服を着た子供の写真はコントラストがはっきりせず、印刷しても綺麗に仕上がらない可能性があるのです。よってコントラストがはっきりしている写真を選ぶことをおすすめします。

ただしコントラストを高くし過ぎると色の階調がなくなり、人工的な印象を与えかねません。適度なコントラストに抑えることが魅力的な年賀状を作るコツです。

5.逆光の写真は使用しない

年賀状に関わらず、逆光となっている写真の使用はおすすめできません。例えば人物がメインで写っている逆光の写真を使うとします。印刷すると顔などに影が現れ、暗く見えてしまう場合があり、本来表現したかったイメージとは異なる暗い印象の写真に仕上がりかねません。

またパソコンなどで明るく補正しても明るい背景と合わさり、余計に見えにくい写真になってしまいます。たとえお気に入りであったとしても逆光の写真を使用するのは控えましょう。