すぐにでもチラシに試したくなる!折り加工の世界
印刷で頼める特殊加工の中に「折り加工」という物があるのをご存知でしょうか?できあがった印刷物を、1枚ずつ指定の形に折ってもらえるサービスの事で、そのバリエーションは実に豊富です。目的別に様々な折り加工の種類をご紹介します。
印刷で頼める特殊加工の中に「折り加工」という物があるのをご存知でしょうか?できあがった印刷物を、1枚ずつ指定の形に折ってもらえるサービスの事で、そのバリエーションは実に豊富です。目的別に様々な折り加工の種類をご紹介します。
「二つ折り」はその名の通り、印刷物を2つに折ってもらう事ができます。全自動の機械で一度に折られるため、手間もかからず綺麗な仕上がりになります。他にも、中央ではなく片側4分の1の所で折る「片袖折」や、封筒に入れる時の便箋のような「三つ折」など、折る位置と回数によって豊富な選択が可能です。1枚のチラシでも、折り加工によって見る人に「開く」という楽しみをプラスする事ができますね。
お店などで、1枚の紙を三角柱にして立てているチラシをよく見かけます。これは「巻三つ折」と言います。底辺が3つになる事で安定感が生まれ、立てて設置する事が可能です。両側4分の1を内側に折ったものは「観音折り」と言い、両扉のドアを開くような動作を楽しむ事ができます。紙面を3〜6分割してジグザグに折る「外折り」はアコーディオンのような形になり、個性的なチラシ作りができます。
横長の用紙を上下半分に折り、4分割してジグザグに折る「地図折り」は、大規模な展示会の見取り図やパンフレットによく用いられます。また、上下と左右で交互に折り畳む「16頁折り」は、ミニ冊子のような形になり、情報量の多い広告をコンパクトにまとめる事ができます。
折り加工を注文しようとすると、印刷面を慎重に配置しなければならないため、計画的なデザインが必要となります。しかし、1枚だけのチラシにはない「開く」という楽しみが、チラシを手にしたお客様の興味を惹きつけるきっかけとなります。作ったチラシが多くの人の目に触れるために、折り加工を取り入れてみましょう。