「やわらかい印象」と「しっかりした印象」のデザインの違い
何かのデザインをする際、まずはターゲットは誰なのかを考え、どのような印象にしたいかを考えますよね?女性やお年寄りがターゲットなら、やわらかい印象を与え親しみやすくしたり、社長などの富裕層がターゲットならしっかりとした印象で信頼を得やすくしたり・・・。そこで今回は、「やわらかい印象」を与えるデザインと「しっかりした印象」を与えるデザインの違いと使い方についてご紹介したいと思います。
そもそも「デザイン」って何?
まずは「デザイン」について少しだけご説明いたします。英語のdesignは「設計・計画」という意味で、ラテン語のデッサンから来ています。そのようなことから現在では、イラストや模様・図形などを使って計画を立てることを「デザイン」と言います。と言うことは、デザインをしてゴールを決めるのではなく、ゴールに向けてデザインを作るということになります。つまり、ターゲットを決めてどのようにデザインするかが大切と言うことですね。
「やわらかい印象」のデザインの特徴
それでは、まず「やわらかい印象」のデザインの特徴を見ていきましょう。ポイントは「原色は使わない」「素材は自然に近いものを使う」「角がある形や文字をなるべく使わない」の3つです。例えば、温泉旅館や女性向けの商品、赤ちゃん用品など、やわらかい印象を与えたいときのデザインはこのようなポイントを押さえて、デザインしてみましょう。
「しっかりした印象」のデザインの特徴
続いて、「しっかりした印象」のデザインの特徴を見ていきましょう。こちらのポイントは「アクセントとなる1色を使う」「曲線や丸文字などはなるべく使わない」「色を使いすぎない」の3つです。例えば、ビジネスや金融、年配の方など向けに、しっかりした印象を与えたいときに使ってみましょう。
まとめ
このように、デザインの仕方を変えることで、ターゲットを絞ってアプローチをしていくことが出来ます。アピールしたい商品などによって、やわらかい印象を与えたいのか、しっかりとした印象を与えたいのかを使い分け、より戦略的にデザインをしていくように心掛けましょう。
