シールに使う紙の選び方とは?用途別おすすめシール用紙と印刷方法を解説

シール用紙の種類と特徴を知ろう

シール作りでまず押さえておきたいのが、紙の種類と特徴です。見た目の印象だけでなく、耐久性や使えるシーンまで変わるため、用途に合った素材を選ぶことが重要です。ここでは代表的なシール用紙をわかりやすく解説します。

• ■ 光沢紙

  ✅表面にツヤがあり、写真やイラストが鮮やかに仕上がるタイプ。ステッカーやキャラクター系のデザインに相性が良く、発色重視の人に向いています。

• ■ マット紙

  ✅反射を抑えた落ち着いた質感で、文字印刷が読みやすいタイプ。商品ラベルや説明シール、ナチュラル系デザインとの相性が良いのが特徴です。

• ■ 上質紙

  ✅一般的な紙の風合いを活かしたシンプルな素材。温かみのある印象を出したいショップや、メモ風ラベルなどにぴったりです。

• ■ 耐水・防水タイプ

  ✅水や湿気に強く、キッチン・浴室・食品ラベルなどに向いたタイプ。屋外や水回りで使うシールを作りたい場合の定番です。

• ■ 透明タイプ

  ✅貼ったときに下地が透けて見えるクリア素材。ガラス瓶、プラスチック容器、コスメ容器などで“貼っている感”を出したくないときに便利です。

• ■ 粘着の違い（強粘着／再剥離）
  • ✅強粘着：しっかり貼りたい場面に
  • ✅再剥離：貼り直しOK、ノートや手帳向き

  ✅用途に応じて粘着力も選べる点は重要ポイントです。

• ■ 対応プリンター（インクジェット／レーザー）

  ✅自宅で印刷するなら、プリンターとの相性は必ず確認したい要素。

  • ✅インクジェット向け
  • ✅レーザー向け
  • ✅両用タイプ

  ✅誤った組み合わせは印刷不良の原因になるため注意が必要です。

自宅プリンターで使えるおすすめシール用紙

自宅で気軽にシールを作りたいなら、市販のシール用紙を使うのがもっとも手軽です。ここでは、用途や仕上がりに合わせて選べる“使いやすい定番タイプ”を紹介します。どれもプリンターで印刷してカットするだけで、気軽にシールを作ることができます。

● 光沢紙タイプ：発色が良くステッカーに最適

写真やイラストをきれいに見せたいなら、光沢タイプのシール用紙がおすすめ。ツヤのある表面が色を鮮やかに再現し、手帳用ステッカーやイベント用シールにぴったりです。

• ■ ツヤがあり色が鮮やか
• ■ 手軽に写真風の仕上がりになる
• ■ 手帳・小物用ステッカーに最適

光沢紙ラベル　ＩＪＰ　Ａ４　ノーカット　１０枚

● マット紙タイプ：文字がくっきり、落ち着いた印象に

光沢を抑えたマット紙は、落ち着いた質感が魅力。説明シールや商品ラベルなど、文字を中心にしたデザインをきれいに見せたいときに選ばれています。

• ■ 文字・バーコード・ロゴが見やすい
• ■ 汎用性が高く幅広く使える
• ■ インクジェット・レーザー対応の両用タイプもあり

マット紙ラベル　ＩＪＰ　Ａ４　ノーカット　２０枚

● 普通紙タイプ：大量に使うならコスパ重視で

試作や練習用、大量に使う業務用途など、コスパ重視なら普通紙タイプが便利。シンプルなラベル作成に向いています。

• ■ 大容量でコスパが良い
• ■ 練習用・業務用の大量印刷に最適

上質紙ラベル　兼用　Ａ４　ノーカット　２０枚

● レーザープリンター専用タイプ：くっきり鮮明に印字

レーザープリンターの場合は、専用紙を使うとトナーの定着が良く、くっきりと鮮やかな仕上がりになります。

• ■ トナーがしっかり定着してにじみにくい
• ■ 写真やロゴを鮮明に印刷できる

紙ラベル　レーザー用　Ａ４　ノーカット　２０枚

● 耐水タイプ：食品ラベル・水回りに便利

キッチン・浴室・食品パッケージなど、水に触れる環境で使いたい場合は耐水タイプが必須。インクジェット対応の耐水紙もあり、自宅でも意外と簡単に作れます。

• ■ 水や湿気に強く屋内外で利用可能
• ■ 冷蔵庫・キッチン周り・化粧品ボトルに最適

ラベルシール[インクジェット] 超耐水光沢紙･ホワイト A4 ノーカット 1冊(10シート)

手作りと印刷サービスの違いを比較しよう

シール作りには「自宅で手作りする方法」と「印刷サービスに依頼する方法」があります。どちらもメリットがありますが、用途や仕上げのレベルによって向き不向きがはっきり分かれます。このセクションでは、それぞれの特徴を比較し、どんな場面でどちらを選ぶべきかを整理します。

● 自宅で手作りするメリット・デメリット

• ● メリット
  • 必要な分だけその場で印刷できる
  • コストを抑えやすい
  • 試作やサンプルづくりに向いている
  • シール用紙を変えて、自由に表現を試せる
• ● デメリット
  • ✅プリンターの性能に仕上がりが左右される
  • ✅カット作業は手動のため、形状の再現性に限界
  • ✅大量印刷するとコスト・手間がかかる
  • ✅耐水性・耐候性が必要なシールは作りにくい

→ 小ロット・個人用途・アイデア出しには最適。
ただし、高耐久・大量・高精度には不向き。

● 印刷サービスを利用するメリット・デメリット

• ● メリット
  • ✅プロ品質の高精細印刷で仕上がりが安定
  • ✅ダイカット（好きな形にカット）など特殊加工が可能
  • ✅耐水・耐候のフィルム素材など、選べる用紙が豊富
  • ✅大量印刷でもコスパが良い
  • ✅カットズレ・色ブレがほぼない
• ● デメリット
  • ✅納期が必要（即日印刷ではない場合も）
  • ✅最低注文数が設定されている場合がある
  • ✅データ作成に慣れていないと難しく感じる人も

→ 品質・耐久性・大量生産が必要な場面に最適。
ショップ・商品ラベル・屋外利用なら圧倒的に有利。

● どちらが向いているか、ひと目でわかる比較表

● 用途でしっかり使い分けるのが賢い選択

• ■ 個人用途や試作品 ⇒ 手作りで十分
• ■ “見た目の完成度” や “耐水性・大量生産” が必要 ⇒ 印刷サービス一択

高品質なシール印刷ならラクスルがおすすめ

自宅プリンターでも手軽にシールを作れますが、「仕上がりの美しさ」「耐久性」「カットの正確さ」を求める場合は、印刷サービスの利用が圧倒的に便利です。その中でも、シール・ステッカー・ラベル印刷に強いのがラクスルです。用途に合わせて選べる素材の種類が豊富で、初心者でも注文しやすいのが魅力です。

● ラクスルの主な特徴

• ■ ① 用途に合わせて選べる豊富な素材

  ◯ラクスルでは、多様なシール用紙・フィルム素材から選べます。

  • • 普通紙(上質紙)：
    表面加工がなくツヤのない紙で、鉛筆やボールペンでの書き込みが可能です。文字が多いデータや落ち着いた仕上がりに推奨されます。
  • • 光沢紙(アート)：
    表面に光沢があり、写真やイラストの色彩を鮮やかに表現できる、ポピュラーな紙素材です。
  • • 強光沢紙(キャストコート)：
    鏡面加工により鏡のような強い光沢をもち、発色を際立たせたい場合におすすめです。
  • • PET、PP、塩ビ：
    水に強く、耐久性の高いフィルム素材です。
    特に白塩ビ(PVC)透明塩ビは屋外での使用に適した素材です。
  • • 透明PET/PP：
    丈夫で水に強い透明フィルム素材で、透明な容器や窓ガラスへの貼付に利用されます。
  • • クラフト、和紙：
    和のテイストの表現におすすめの和紙(大礼)など、特殊な用紙も取り扱っています。

  ◯家庭用プリンターでは扱いにくいフィルム素材や耐水素材が選べる点は大きなメリットです。また、シールの実物は無料の印刷サンプルを請求して事前に確認できます。

• ■ ② 好きな形にカットできる「ダイカット」対応

  ◯シールをはがす位置を示すカットパスは必須ですが、丸・四角だけでなく、ロゴやキャラクターの形にカットした「ダイカットステッカー」も簡単に注文できます。

  • • 複雑な形も再現可能：
    デザインに合わせた複雑な形状のカットパスは、「おまかせカット」オプションによりラクスルで作成を代行できます。
  • • プロの仕上がり：
    シールを1枚ずつデザインに沿った形で切り分ける「台紙ごとカット」での納品も可能です。
  • • 作業の効率化：
    おまかせ仕上げの場合、シール以外の余分な部分を取り除くカス上げ（カス取り）をして納品されるため、シールが剥がしやすく便利です。
• ■ ③ 小ロットから大ロットまで柔軟に対応

  ◯少量での試し刷りから、定期的な大量発注まで幅広く対応しています。

  • • コストメリット:
    大ロットをご希望の場合、国内で多く利用されている凸版印刷を活用した大部数シール印刷をご選択いただくと、通常のシール印刷（小部数シール印刷）よりも安価になります。
  • • 最小サイズ:
    おまかせ仕上げでは、短辺5mm、面積100㎟から注文が可能です。
• ■ ④ 初心者でも簡単に注文できる設計

  • データ作成サポート：
  豊富なデザインテンプレートを利用できるオンラインデザイン（定型サイズのみ対応） や、印刷用テンプレート（Illustrator、PowerPointなど）が無料で用意されているため、データ作成が簡単です。

  • デザインソフトが苦手でも安心：
  オンラインデザインを利用すれば、デザインソフトが苦手な人でもデータ作成が可能です。

● ラクスルはこんな人におすすめ

• ■ 商品ラベルを高品質で作りたいショップオーナー
• ■ 耐水・耐候ステッカーを作りたいクリエイター
• ■ ロゴやブランドステッカーをきれいに形カットしたい人
• ■ 手作りステッカーでは物足りなくなってきた人

よくある質問（FAQ）

用途に合った“紙選び”と賢い作り方で、理想のシールが完成する

シール作りは、紙の種類によって仕上がりも使い勝手も大きく変わります。光沢紙・マット紙・耐水フィルム・クラフト紙など、用途やデザインに合わせて最適なシール用紙を選ぶことで、思い通りのクオリティを実現できます。

「どんな紙が合うかわからない…」「もっときれいに仕上げたい…」という人は、無理にすべてを自宅で完結させる必要はありません。シールの目的に合わせて、手作りと印刷サービスを賢く使い分けることで、時間も手間も質も、すべてを最適化できます。

高品質なシール印刷ならラクスルがおすすめ

ラクスルなら、手作りでは難しい 高発色・高耐久・自由形状カット に対応。ショップ向けの商品ラベルから、個人のオリジナルステッカーまで、プロ品質のシールが簡単につくれます。