ラベルシール12面とは?基礎知識を解説
代表的なラベルシール12面の仕様
代表的なラベルシール12面の仕様は以下の通りです。
※あくまで代表例です。製品によって変わります。
- ■ シートサイズ
A4(210mm×297mm)
- ■ 面付方法
2列×6段(横2列、縦6段)
- ■ 1片(1枚)のサイズ
83.8mm×42.3mmや86.4mm×42.3mmなど
- ■ 厚み・紙質
総厚み: 約0.13~0.22mm
ラベル厚み: 約0.07~0.11mm
紙質: 上質紙、光沢紙など
- ■ 白色度
通常タイプ: 80~90%程度
高白色タイプ: 95%前後
面数によるサイズ・入力可能な文字数の違い
ラベルシールは面数によって、1枚あたりのサイズ、入力可能な文字数が異なります。
| 面数 |
ラベルシールのサイズ(代表例) |
入力可能な文字数(目安) |
| 2面 |
210mm×148.5mm |
1,265字(55字×23行) |
| 10面 |
91mm×55mm |
207字(23字×9行) |
| 12面 |
83.8mm×42.3mm |
147字(21字×7行) |
| 21面 |
70mm×42.3mm |
119字(17字×7行) |
| 24面 |
70mm×33.9mm |
85字(17字×5行) |
| 44面 |
48.3mm×25.4mm |
48字(12字×4行) |
| 65面 |
38.1mm×21.2mm |
27字(9字×3行) |
※入力可能な文字数は、Wordでラベルを作成し、フォントサイズ10.5pt・行送り18pt・全角文字・左右の余白各1.9mm・上下の余白なしで入力した場合の目安です。
使用するフォントサイズや行間、余白の設定によって変わります。半角英数字の場合はより多く入力できます。
ラベルシール12面の主な用途
- ✅ 宛名ラベル:長3封筒、角3封筒への宛名印刷、DM発送、請求書送付
- ✅ ファイル整理:バインダー背表紙のタイトル表示、書類フォルダの分類ラベル
- ✅ 商品ラベル:在庫管理用のバーコードラベル、商品情報表示ラベル
- ✅ 備品管理:オフィス機器の管理番号表示、貸出備品の識別ラベル
ラベルシール12面を選ぶときのポイント5つ
ラベルシール12面を選ぶ際に確認すべき5つのポイントを解説します。
プリンターに合わせたラベルシール12面を選ぶ
ラベルシールは、使用するプリンターの種類によって適した製品が異なります。お持ちのプリンターに対応していないラベルシールを選ぶと、印刷不良やプリンター故障の原因になることもあるため、注意が必要です。ラベルシールが対応しているプリンターは、主に以下の3種類に分けられます。
- ■ インクジェット専用タイプ
特徴: 染料・顔料インクに対応。インクの吸収性に優れてにじみにくく、写真やイラストの再現性が高い。
- ■ レーザープリンター専用タイプ
特徴: トナー用の耐熱性素材で、熱によるトナー定着に対応。印刷速度が速く、耐久性が高い。
- ■ マルチプリンター対応タイプ
特徴: インクジェット、レーザー、コピー機など多様なプリンターに対応している。
使用するプリンターが決まっているなら、各専用タイプを選ぶと高品質に印刷できます。大量に印刷するならレーザープリンター専用、写真やイラストを重視するならインクジェット専用が向いています。一方、オフィスで複数のプリンターを使う場合や、将来的にプリンターを変更する可能性がある場合は、マルチプリンター対応タイプを選んでおくと安心です。
用途に合った素材・機能性で選ぶ
ラベルシールには、用紙の種類や機能性によって様々なタイプがあります。以下がその一例です。
素材
- ■ 光沢紙
表面にグロス系塗料を塗布した、シール系の印刷では最もポピュラーな紙です。光沢があり、色彩が鮮やかに表現されるため、写真・イラスト中心のデザインによく用いられます。
- ■ 普通紙(上質紙)
表面加工がなくツヤのない紙で、鉛筆やボールペンでの書き込みが可能です。一般的なコピー用紙などに使われる用紙で、文字が多いデータや落ち着いた仕上がりの商品ラベルにおすすめです。
- ■ 屋内用合成紙(耐水)
水に強く破れにくいマット調の合成紙です。屋内の水回りでの使用に向いています。コスレに弱いのでラミネート加工がおすすめです。
※耐水性・耐久性については使用環境によって異なるため事前のテストをお願いします。
機能性
- ■ 再剥離シール・貼ってはがせるシール
再剥離シール・貼ってはがせるシールは、貼った後でも剥がしやすいよう粘着力を調整した「再剥離のり」を使用した商品です。綺麗に剥がしやすく、貼り付け先の製品を傷つけにくいのが特長です。そのため、シールを剥がした後の製品を再利用したい場合や、一時的に内容物を表示したい場合などに多く活用されています。
- ■ 防水シール・耐水シール
防水シール・耐水シールは、水に濡れても破れにくく、印刷がにじみにくいため、表示内容をしっかり保てます。湿気のある環境に対応しているので、表示内容が崩れにくく、窓に貼るシールや商品ラベルなどの用途に適しています。
ラベルサイズ・形状から選ぶ
ラベル形状が四角か角丸か、また余白の有無により、ラベルサイズが変わることは少なくありません。
ラベルシールを選ぶ際は面数だけでなく、形状や余白も確認するようにしましょう。
購入枚数と価格の関係から選ぶ
ラベルシールは、購入枚数によって1枚あたりの価格が大きく異なるため、使用頻度や予算に応じて選ぶことが重要です。
- ■ 少量パック(1~49シート)
初めて購入する方や、小規模事業者向け。
- ■ 中量パック(50~399シート)
中小企業のオフィスや、EC事業者向け。
- ■ 大容量パック(400シート以上)
大企業や物流センター向け。
余白を考慮して選ぶ
ラベルシールには、印刷面の周囲に余白があるタイプとないタイプがあります。また、余白があるタイプの中でも、上下に余白があるタイプと、上下左右すべてに余白があるタイプに分かれます。
- ■ 上下余白付きタイプ
シートの上下に余白があり、プリンターへの給紙がスムーズ。一般的な宛名ラベルにおすすめ。
- ■ 四辺余白付きタイプ
上下左右すべてに余白がある。印刷位置の調整がしやすく、カットもしやすい。初心者におすすめ。
- ■ 余白なしタイプ
シート全面がラベルエリア。最大サイズのラベルが使えるが、印刷ズレに弱い。
ラベルシール12面はラベル1枚あたりのサイズが83.8mm×42.3mmほどと比較的大きいため、余白なしタイプでラベル面積を最大限に活かす方法も有効です。
ラベルシール12面の印刷方法|テンプレート活用術
Wordでの印刷方法
- Wordを起動し、「差し込み文書」タブを選択。「ラベル」をクリックします。
- 「オプション」でラベル製品(メーカー: エーワンなど)と型番を選択します。
- ラベルに印刷する内容を入力し、「新規文書」をクリックすると、同じ内容がすべてのラベルに配置された文書が作成されます。
- 必要に応じて各ラベルの内容やフォント、文字の配置を調整します。
なお、ラベルシール12面を長3封筒に貼る宛名ラベルとして用いる場合、フォントサイズは郵便番号で16~18pt、住所で10~12pt、氏名で12~14ptが目安です。
Excelでの印刷方法
- セルの幅・高さを、ラベル1枚分のサイズ(mm単位)に合わせて調整します。
- 余白や印刷範囲を、A4サイズ内に12セル配置するように調整します。
- 印刷時の「拡大縮小」設定を「実寸大」にします。
- 各セルに印刷したいデータを入力します。
ExcelとWordを連携させる印刷方法
宛名ラベルの作成を例に挙げて解説します。
この場合、Excelで作成した住所録データをWordと連携させて、一括で印刷する方法が効率的です。
- Excel住所録の準備: 1行目を項目名(郵便番号、住所、氏名など)にし、2行目以降にデータを入力します。
- Wordとの連携: Wordの「差し込み文書」→「宛先の選択」で、作成したExcelファイルを選択します。
- フィールドの配置: 「差し込みフィールドの挿入」で、郵便番号、氏名、住所などのフィールドをラベルの1枚目に配置します。
- 一括反映: 「ラベルの更新」をクリックすると、1枚目のラベルのレイアウトがすべてのラベルに一括で反映されます。
無料のソフト・テンプレートを活用した印刷方法
各メーカーや販売店が提供する無料のソフトやテンプレートを使えば、さらに簡単にラベルを作成できます。
- ■ ラベル屋さん(エーワン)
Web版・ダウンロード版・モバイル版があり、初心者でも直感的に操作できます。デザインテンプレートが豊富で、画像挿入やQRコード作成にも対応しています。
- ■ アスクル(ASKUL)
Word・Excel形式のテンプレートを配布。ダウンロードしてすぐ使えるため、普段Officeを使っている方に便利です。
- ■ 合わせ名人(コクヨ)
Excelの住所録読み込みに対応し、宛名ラベルやインデックスの作成に向いています。
- ■ ラベルラボ(プラス)
Excel・Wordで手軽に印刷できるツール。用紙品番を選んでデータをアップロードするだけで作成できます。
- ■ ヒサゴ工房/ニューテンプレート(ヒサゴ)
インストール不要のWebサービス中心。Excelデータの流し込みやバーコード・QRコード印刷にも対応しています。
- ■ ラベルドクターSP LITE(ナナクリエイト)
Excel住所録の差し込み印刷やバーコード・QRコード作成に対応しています(LITE版は利用できるラベルが一部に限定されます)。
きれいに印刷するコツ
- ■ 用紙設定を合わせる
用紙種類を「厚紙」または「ラベル用紙」に、給紙方法を「手差し給紙」に設定します。普通紙設定のままだと、給紙エラーやズレの原因になります。
- ■ 必ず「片面印刷」にする
ラベル用紙は両面印刷できません。片面印刷に設定しましょう。
- ■ 試し印刷で位置を確認する
まず普通紙に印刷し、ラベル用紙に重ねて透かして見ると位置ズレを確認できます。本番印刷はそのあとに行いましょう。
- ■ 用紙を正しく保管する
湿気を避けて保管し、印刷直前に開封します。用紙の反りや給紙トラブルを防げます。
ラクスルおすすめ|ラベルシール12面厳選3選
ラクスルビジネスモールでは、業務用に最適な12面ラベルシールを取り扱っています。信頼性の高いエーワン製品を中心に、用途に合わせた3つのタイプをご紹介します。
特徴
- ✅ はがしやすいスリット加工
- ✅ 静電気防止加工済み
- ✅ やや大きめサイズで見やすい
- ✅ マルチプリンター対応で汎用性が高い
おすすめ用途: 長3封筒への宛名印刷、DM発送業務。
特徴
- ✅ スリット加工で台紙から剥がしやすい
- ✅ 四辺余白付き・角丸タイプ
- ✅ 印刷ズレに強い設計
- ✅ 標準的なサイズで使いやすい
おすすめ用途: バランスの良い標準サイズを求める方、ファイル整理にも使いたい方。
特徴
- ✅ 合成紙素材で水に強い
- ✅ 破れにくい耐久性
- ✅ 屋外でも使用可能
- ✅ 正方形デザインで目を引く
おすすめ用途: 商品ラベル(食品・化粧品)、屋外使用、水回り。
ラクスルビジネスモールでラベルシールをまとめ買いするメリット
- ■ 用途別のタイプをまとめて揃えられる
様々なサイズや材質、粘着力の製品から、用途にぴったりの1枚をお選びいただけます。
- ■ ラベルシール以外もワンストップで調達できる
ラベルシールを貼る封筒なども同じタイミングで購入することができます。
- ■ 在庫切れによる作業ストップを防げる
宛名ラベルや商品ラベルは、1シート足りないだけで発送業務が滞ります。日常的に消費するラベルシールは、予備を切らさないことで、刷りたいのに用紙がないという事態を回避できます。
ラベルシール12面のよくある質問(FAQ)
Q1. 12面と24面、どちらを選ぶべきですか?
24面よりも12面の方が1枚あたりの面積が大きいため、住所や氏名をゆったり表示したい場合は、12面が適しています。その一方で、はがきサイズの宛名や細かい書類整理には、小さなスペースにも貼り付けやすい24面の方が、12面よりも適しています。
Q2.インクジェット専用とマルチプリンター対応、どちらがいいですか?
オフィスでの利用なら汎用性の高いマルチプリンター対応を推奨しますが、写真などを高品質で印刷したい場合は、色の再現性が高いインクジェット専用を推奨します。
Q3.ラベルシール12面で印刷がずれる場合の対処方法は?
ラベルシール12面の場合、印刷がずれる原因は、シート全体が一律に平行移動する「位置ズレ」であることが多いです。「ページレイアウト」→「拡大縮小印刷」を「拡大/縮小しない(実寸大)」に固定してください。そのうえで、右に2mmずれていれば左余白を2mm減らす、というように「ユーザー設定の余白」でずれた分をそのまま引き算します。
Q4. 一度貼ったラベルを剥がせますか?
標準粘着タイプは基本的に貼り直し不可です。貼り替えが多い用途(ファイル整理など)や仮ラベルの場合は、「再剥離タイプ」を選んでください。
Q5. 宛名ラベルに適したフォントサイズは?
郵便番号は16〜18pt、住所は10〜12pt、氏名は12〜14pt程度が目安です。ゴシック体を使用し、適度な行間と余白を持たせると見やすくなります。