「オンデマンド印刷」と「オフセット印刷」の特徴と違い。
印刷会社に勤めていたり個人的に印刷に詳しくない限り、印刷機の違いまではよく知らないもの。印刷機には「オンデマンド機」と「オフセット機」の2つの種類が存在し、それぞれ特徴や違いがあるため印刷会社ではこれらを使い分けているのです。
「オンデマンド印刷」とは?
オンデマンドの言葉の意味は「要求に応じて」です。その名の通り、オンデマンド印刷では「必要なものを必要なときに必要な部数だけ」印刷することが可能です。そのため、少部数の印刷などに向いている方法といえるでしょう。
「オフセット印刷」とは?
オフセット印刷は「紙と用紙が直接触れない」ことからそう呼ばれています。現在主流となっている方法で、大量印刷の際に用いられる方法です。品質もオンデマンド印刷に比べて高く、印刷スピードも速いことが特徴です。
それぞれに適した用途は?
オンデマンド印刷は少量印刷に向いており、数が少ない場合の印刷に向いています。一方オフセット印刷は大量印刷に向いており、部数が多ければ多いほど単価も安くなる傾向にあります。品質は一般的にオフセット印刷の方が高いといわれているため、企業パンフレットなどはオフセット印刷の方がよいでしょう。
まとめ
意外と知らなかった印刷機によって異なる印刷方法の違い。最近はオンデマンド印刷の品質も向上してきているようなので、一度試し刷りをして比較してみるといいかもしれません。チラシの部数と用途に合わせた印刷方法を選んでいきましょう。