グレースケールの設定:Illustrator

モノクロ印刷ご注文時には、CMYKのK版のみか「グレースケール」にてデータを作成ください。ここでは、その設定方法を解説します。

グレースケールとは
グレー(灰色)を含んだ画像を表現する画像形式です。自然なグレーの濃淡を表現するためには、真っ白から真っ黒まで256通り(8ビット)のグレー色調があれば十分です。グレースケールは通常256階調で表現されます。

 

図版のグレースケール設定の方法

モノクロ印刷面はグレースケール(左図)または、CMYKのK版(右図)のみを使用して作成してください。配置する画像はフォトショップなどで、グレースケールモードに変換してください。

1.カラーパレットを表示

メニュー「ウィンドウ」→カラー で表示します。

guide_img_il061

 

2.CMYKを設定

「K=100%」「CMY=0%」に設定ください。

guide_img_il062

同じグレーでも上記のように、CMYの値が入っているものはできる限り修正ください。

 

画像のグレースケールへの変換方法(埋め込みしている画像)

CMYKモードで作成されたデータはグレースケールに変換することができます。配置画像は埋め込みの画像のみ変換可能です。画像をリンクしている場合はフォトショップで変換してリンクを貼り直してください

 

1.レイヤーとオブジェクトのロックを解除

必ず、すべてのレイヤーとオブジェクトのロックを解除します。
・レイヤーのロックを解除……レイヤーパレットで鍵がない状態にします。
・オブジェクトのロック………メニュー「オブジェクト」→「すべてをロック解除」
(ロックがかかったオブジェクトがない場合、選択できません。)

レイヤーのロック解除 オブジェクトのロック解除

guide_img_il032

 

2.すべてを選択

メニュー「選択」→「すべてを選択」でオブジェクト、テキストオブジェクト等、すべてを選択します。

 

3.グレースケールに変換

メニュー「編集」→「カラーを編集」→「グレースケールに変換」を選択します。

 

 

【ご注意】変換前のデータを保存しましょう

  • 変換はイラストレーターで自動的に処理されるため、変換後のデータはよくご確認ください。変換した結果がお客様のイメージと違ってしまうこともあります。その場合は個別に色指定をご調整ください。特に画像の変換は大幅に色みが変わることがあります。
  • 「グレースケールに変換」をおこなうと、元のカラーに戻すことが出来ませんので、変換前には必ずオリジナルデータの保存をしておいてください。

 

「グレースケールの変換」が適用されないオブジェクトの変換方法

CS2までのバージョンでパターンを適用している場合

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オブジェクトを選択した状態で

メニュー「オブジェクト」→「分割・拡張」→「グレースケールに変換」

 

CS3以降のバージョンでレジストレーションカラーが設定されている場合

レジストレーションカラーはトンボのみに使用をし、他のオブジェクトには設定をしないでください。個別で選択して、色設定を変更をしてください。

 

配置されている画像のグレースケール変換手順(Photoshop)

配置画像は、あらかじめフォトショップで画像を開いてグレースケールに変換しておくことをおすすめします。

1.「グレースケール」に変換

「メニュー「イメージ」→「モード」→「グレースケール」

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変換時、レイヤーを結合していないと、以下のアラートが表示されることがあります。

 

2.再度データを開いて確認

「 結合」「結合しない」どちらでもグレースケールに変換されますが、変換後に再度データを開いて変換結果をよくご確認ください。

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以下のアラートの場合は、「OK」を選択してください。

guide_img_ph043
保存するときの画像形式は「psd.eps.tiff.jpg」を使用してください。「bmp.gif」の画像形式はグレースケールに対応しておりませんので使用しないでください。

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