チケットの印刷用データ作成方法
印刷用テンプレートのご案内
印刷用テンプレートをご利用いただくと、お客様でデータのサイズを設定いただかずにご注文サイズのデータが簡単に作れます。
塗り足し不足やサイズ間違いなどによるデータ再入稿を防ぐため、データを新規で作成する際にはテンプレートをご利用ください。
1.ミシン目について
横型チケット・縦型チケットの場合
ミシン目の位置は自由に設定いただくことができます。印刷可能範囲より外側にミシン線を配置してミシン目の位置を指示してください。ミシン目が不要な場合は、ミシン線のないデータを入稿してください。
なお、チケットの端から20mmにはミシン線は配置できません。20mmより内側に配置してください。
6枚綴りチケットの場合
ミシン目は必ず決まった場所に入ります。ミシン目の位置や数を変更することはできません。ミシン目の位置を確認する場合には、印刷用テンプレートをご利用ください。
2.両面印刷のファイル数について
両面印刷の商品のデータを作る際は、表面と裏面でファイルが分かれていても、表面と裏面がつながった2ページのデータでも、どちらでも問題ありません。
表面と裏面でファイルを分ける場合には、データ入稿時に必ず両方のファイルを入稿し、入稿忘れのないようご注意ください。
3.塗り足しと文字切れについて
業務用の印刷機では紙を何枚も重ねた状態で仕上がりサイズにカットします。
カットする刃の重みにより紙が多少ずれ(断裁ズレ)大事な文字やデザインが切れたり紙の端に白色がでないよう、塗り足し・文字切れを考慮してデータを作成いただく必要がございます。
紙の端まで印刷したい場合(フチなし印刷)には、仕上がり位置より外側に3mmの塗り足しを作成してください。
また、切れては困る文字やデザインは仕上がり位置より3mm以上内側に配置してください。
塗り足しと文字切れについて、詳しくはこちらをご確認ください。
4.文字の大きさと線の太さについて
文字の大きさ(フォントサイズ)は6pt以上で制作してください。6pt未満の文字は印刷時にかすれたりつぶれたりする可能性がありますのでご注意ください。
また、線の太さ(線幅)は0.3pt(0.1mm)以上で制作してください。0.3pt未満の細い線は、印刷時にかすれる可能性があります。
5.画像解像度について
美しく印刷するには適した解像度があります。印刷に適した解像度は原寸(拡大縮小しない100%の大きさ)で350 ~ 400dpi です。解像度が低すぎても高すぎても鮮明に印刷はできませんのでご注意ください。
解像度が粗い画像を縮小しても画質が鮮明になることはありません。画像が粗い場合には解像度の高い別の画像に差し替えてください。
イメージ例) 72dpi Web 用(1インチ に72 個のdot)
イメージ例) 350dpi 一般的な印刷物(1インチに350 個のdot)
デザインしたデータが入稿に適しているか入稿前にセルフチェック
デザインしたデータを印刷機で印刷する為には、印刷に適したデータとして作成する必要があります。
データ作成に使用したアプリケーションによってチェックする項目が異なりますので、下記ページよりチェック項目の確認を行ってください。
アプリケーション別チェックガイド
- データチェックについて
- イラストレーター|Illustrator データチェックリスト
- フォトショップ|Photoshop データチェックリスト
- インデザイン|InDesign データチェックリスト
- ワード|Word データチェックリスト
- パワーポイント|PowerPonint データチェックリスト
- PDFの場合