MAY 06
Illustratorでトンボを作成する方法
【Adobe】illustrator
はじめに
印刷所へ入稿するときには、必ず「トンボ」が必要になります。これは、印刷後に紙を裁断する際の目印となるものです。 例えば、あなたが「A4」と指定した印刷物があるとしましょう。印刷所は、実際にはA4よりも少し広い範囲(3mmほど大きいサイズ)まで印刷をしてから、紙をA4に裁断します。
この「少し広い範囲」と「仕上がりサイズ」の目安として、印刷データの隅に付けるマークが「トンボ」です。なぜトンボと呼ぶかというと、見た目が昆虫のトンボに似ているからだとか。
ただ、この由来から分かるように「トンボ」は日本式の表現です。Illustrator自体には「トンボ」という言葉は出てきません。「トリムマーク」がこれに相当します。
動画ですぐナットク! トンボの作成
下の動画では、入稿前の様々な準備についてご紹介しています。この中で「トンボ」つまり「トリムマーク」の作成方法について取り上げていますのでご覧下さい。操作手順
- [長方形ツール] で仕上がりサイズと同じ大きさの長方形を描きます。
- 描いた長方形を、仕上がりの範囲にぴったり重ねます。
- 【CS4の場合】選択した状態のまま、[効果] メニューの [トリムマーク] を選択します。 【CS5の場合】選択した状態のまま、[オブジェクト] メニューの [トリムマーク] を選択します。
トンボは「塗り足し」を併用して始めて意味が出る!
そもそも、印刷所はなぜ「少し広い範囲」まで印刷するのでしょうか? これは、紙を裁断する時にわずかな誤差が出るためです。もし、仕上がりサイズぴったりまでしか印刷しなかったとしたら、裁断がずれた時に「余白」が完成物に混じってしまいます。 そのため、デザイナーもこれを意識してデータを作成する必要があります。紙の端ギリギリまで色や写真が載るデザインの場合、わざと仕上がりサイズの外側まで、つまりトンボの「印刷範囲」の所まで色を塗っておくのです。これを「塗り足し」と呼びます。
これで多少裁断がずれても問題が出なくなります。「トンボ」は「塗り足し」とセットで覚えておきましょう。
さらに詳しく知りたい方へ・・・











