治療院のチラシを使った集客とリピート客をつかむ5つの方法
治療院の経営を安定させるためには、どのような施策が必要でしょうか。集客アップを目指すなら、まずはチラシなどを使って治療院の存在をできるだけ多くの人に認知してもらうための広報活動に取り組みたいところです。
ここでは、治療院の集客アップに活用できるおもな広告・宣伝方法と、リピート客をつかむための5つのコツについてご紹介します。
目次
【治療院のおもな広告・宣伝方法とメリット・デメリット】
初めに、治療院の集客アップに活用できるおもな広告・宣伝方法と、そのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
1．スタンド看板
さまざまな業種の店舗で、広告・宣伝手法として使用されているスタンド看板。
メリットとしては、取り付け作業がないため低コストで導入でき、設置・片付けが簡単にできる点が挙げられます。また、看板の種類によっては、内容やデザインの変更が容易にできることもメリットといえるでしょう。
デメリットとしては、治療院の前を通る人にしかアプローチできないことが挙げられます。
2．ウェブサイト
ウェブサイトのメリットは、24時間365日、広報活動が可能であり、常に最新の情報を提供できる点にあります。
デメリットとしては、治療院の客層の中心となる高齢者層にアプローチしにくい点が挙げられます。また、業者に依頼した場合、初期費用やメンテナンス費用がかかり、コストが高くなります。
3．フリーマガジン
地域密着型のフリーマガジンに広告を掲載するメリットは、治療院のある地域の人の目に止まりやすくなること。
一方で、掲載スペースが限られており、1回の掲載ではすぐに集客に結び付きにくい点や、クーポン利用者はそのとき限りで、リピーターになりにくい点がデメリットとして挙げられるでしょう。
4．ブログ
治療院の院長やスタッフがブログを書くメリットとしては、低コストで広報活動を行うことができ、常に最新の情報を提供できる点が挙げられます。また、ブログを続けることで、顧客に親近感を持ってもらうこともできるでしょう。
デメリットとしては、アプローチできる対象が限定的であり、効果が出るまで時間がかかる点が挙げられます。
5．既存顧客からの紹介
既存顧客から友人・知人を紹介してもらう場合、確実性が高く、優良顧客に結び付きやすい点がメリットといえます。
その一方で、顧客頼みのため、自分の思いどおりに広報活動できない点がデメリットといえるでしょう。
6．ポスティング
広告・宣伝方法の中でも、治療院など個人経営が中心の業態にとって最も手軽な方法がポスティングです。ポスティングには、治療院の商圏に対してもれなくアプローチできるというメリットがあります。
ラクスルでは、チラシの印刷からポスティングまで、ワンストップで注文できるサービスをご用意しています。料金は、配布地域や部数、納期によって異なります。東京都にて5,000部を配布する場合、1枚あたりの単価は7.3円（税別）が目安となります。
地図から配布エリアを選択し、用紙サイズや用紙の種類、印刷の仕様、配布部数、配布完了希望日などをご入力いただくことで、すぐに単価や合計金額を知ることができますので、ぜひご利用ください。
【治療院の集客アップは「リピート」がキーワード】
広報活動により新規顧客を獲得することができたら、次はその顧客にリピーターになってもらう方法を考える必要があります。ここからは、治療院がリピート客をつかむための5つの方法について見ていきましょう。
1．定期メンテナンスの必要性を理解してもらう
腰痛などで治療院を訪れても、痛みがなくなると通わなくなってしまう人は少なくありません。このような人にもリピートしてもらうためには、定期的に体のメンテナンスをすることで再発を防げることを、治療を行う中で理解してもらうことが大切です。
2．その場で次回の予約を取る
定期的なメンテナンスの必要を理解しても、何かきっかけがなければ治療院に足が向かない人は多いものです。事前予約の割引特典をつけ、次回の予約をその場で入れてもらうようにすると、リピート率のアップにつながります。
3．回数券を活用
枚数に応じて割引がある回数券の発行も、リピーターを増やすためには効果的です。回数券を購入すれば、「痛みがやわらいでも回数券があるあいだは通おう」と思うのが、利用者の心理です。
回数券を消費する中で治療の良さを実感すれば、確実にリピーターになってもらえるでしょう。
4．定額制を導入
スポーツクラブの中には、月会費を払えば、月に何回でも利用可能なプランを用意しているところが多くあります。治療院の定額制もこれと同じで、月額で決まった料金を払えば、回数に制限なく施術が受けられるというしくみです。
定額制を導入することで、治療院に通うことがルーティン化し、リピートにもつながります。
5．フォローアップを徹底する
フォローアップとは、定期メンテナンスが必要な時期にDMなどを送ることで、来院を促す手法です。
「このはがきをお持ちいただければ10％オフ」などの特典をつけると、より効果的です。
ラスクルのポスティング導入例「やじま整骨院」
「ぎっくり腰」や「寝違え」など、日常生活で起こる痛みを早く回復させるための施術を行っている、やじま整骨院様。開院時に、ラクスルにチラシ印刷と新聞折込をご依頼いただき、その後もポスティングを依頼していただくなど、継続的にサービスをご利用いただいています。
チラシを配布した週にすぐに反応があるなど、期待以上の効果に驚いたといい、新聞折込とポスティングを両方活用することで、効果がより上がっていると感じているそうです。
【まとめ】ポスティングで治療院の存在を地域に広めよう
治療院の存在を地域の人に認知してもらうために、ポスティングはとても有効なツールです。全国柔整鍼灸協同組合でも、最低3回はチラシを配布することを推奨しています。
まずは治療院の商圏に暮らす人に、治療院の存在を認知してもらうことを目的に、上手にポスティングを活用してください。
