せっかく相手に渡すのだからと色々な情報を載せたいところですが、欲張らず、見やすい名刺を心がけましょう。情報はきちんと絞ることが大切です。名刺に記載したい内容を書き出し、その中から絞っていくのもいいでしょう。基本項目はしっかりと抑えることもポイントです。
<基本項目>
1.名前
名前には、もらった相手が読み方に困らないようにふりがなをふっておくのが良いでしょう。相手に対して親切ですし、電話の際に間違えることも少なくなります。
2.会社名
株式会社や有限会社は、省略せずに正式名称を記載します。
3.会社ロゴ
ロゴが入っている名刺と入っていない名刺を比べると、ロゴ入りの名刺の方が相手の印象に残りやすくなります。また、ロゴを使用することで設立まもない会社でも安心感を与えることができます。
4.役職
横書きの名刺の場合には名前の左上、縦書きの名刺の場合には名前の右上に記載します。役職は、相手がキーパーソンを考える際の判断材料になるので、必ず記載しましょう。
※フリーランスの名刺には、「取締役」や「部長」のような職制に基づいた肩書きは使用できません。「代表」や「リーダー」といった表現が一般的です。
5.住所
都道府県名や郵便番号などは省略せずに、正式な住所を記載しましょう。
※フリーランスの場合には、自宅が職場の住所と同じ場合も多いので、住所を記載しなくても良いです。
6.電話番号
会社の代表の電話番号を記載します。仕事用の携帯電話がある場合には、併せて記載すると良いでしょう。
7.Eメールアドレス
会社の代表のメールアドレスではなく、名刺に記載がある個人に届くメールアドレスを記載します。
<必要な場合に入れる情報>
—サービス内容
—顔写真、似顔絵
—会社のキャッチフレーズ
—ウェブサイトの二次元コード
—地図
—本人のスキル
—英語表記 等